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アンチエイジングに求めるものとは

あなたはアンチエイジング(若返り)に何を求めますか?

 

実年齢より若く思われたい、素肌もキレイと言われたい、友達より若くありたい、服装や髪形も流行を取り入れたい、そんなふうに思ったていませんか?

ひと昔前の流行り「美魔女」と言われることも、もしかしたら嬉しいと感じる方もいるのかも知れません。

それが自分の普段の心がけとして、気持ちが若いのは良いことだと思います。

ただ、必要以上に若く見える努力は必要ですか?

あなたの「美」は人の目を気にしすぎて、自分の個性を忘れていませんか?

 

当院では、変に心や体を若作りすることは、おすすめしていません。

自然な美しさや、美しく老いることを大事にする方の「エイジングケア」として、アーユルヴェーダや美容鍼を行っています。

シンプルな思考・ 食事・睡眠・運動をおすすめするような、アドバイスをしています。

もちろん、美容整形やエステでの施術を否定しているわけではありません。

実際に、美容整形の女医さんやエステシャンの方も、当院の施術を受けて喜んでいただいています。

しかし、私が思う「美」の観点が「アンチエイジング」を望まないのです。

家具でいうと、「新品な家具に買い替える」より「アンティークな家具として、いつもの家具が古くなっても、磨いてキレイにしていたい」という思いと似ているでしょうか。

自分の「肉体」は「借り物」という意識で過ごすことが、アーユルヴェーダの教えにはあります。

魂は生まれ変われるけれど、同じ肉体をずっと受け継ぐわけではなく、人は「輪廻転生」を繰り返すと考えられています。

私はその借り物の肉体をできるだけ特別な手は加えずに、優しいケアで自分の身体に「ありがとう」を伝えています。

アーユルヴェーダでの身体のケアは、オイルマッサージ(アビヤンガ)の施術があります。

手足は、自分でもケアできます。

食事では「普段取る食事こそが、薬と同じ」と考えています。

インドのスパイスは身体を温めるものが多く、胃腸を元気にします。

アーユルヴェーダでの日常では、朝は日の出とともに起き、ヨガで身体を整え、自分の仕事を全うすることを教えてくれます。

このように生きることが、「自然とともに生きること」で、自然の美に繋がるような気がします。

ただ、なんとなく流される生き方ではなく、自分に嘘をつかない、正直に生きていくことが、心のストレスを軽減します。

普段から自分の考えを持っておくと、友達や家族がいうからとか、テレビやSNSとか流行っているとか、だけを気にする必要もなくなります。

人の意見に良い意味で影響されることは良いとおもいますが、宗教のように「教祖様が言ってることがすべて正しい」という他人に依存することもなくなると思います。

 

当院では、アンチエイジング「老いたくない」ところは、ココロです。

いつも「自分の心にまっすぐ生きていきたい」と思っています。

それでも、何だか気持ちが落ち込んでしまう…なんてこともあるわけですが、そんなときの私が行う「自分ケア」があります。

落ち込んでいる自分に、「なんで落ち込んでいるの?」と話しかけ、「何をしたら幸せ?」と、自分の心に聞きます。

そのとき浮かんだことを、まずはやってみます。

自分の心が疲れていることを受け止めて、素直になるだけです。

 

東洋医学とアーユルヴェーダの両面でみたときに、よい「心のツボ」があります。

それは、第4チャクラのハートチャクラ= だんちゅう というツボに、お灸をします。

私も疲れて癒されたいときに、やります。

 

28-03

 

ハートチャクラ(アナハタチャクラ)では、心が落ち込むと、そこに痛みも生じます。

お灸おして、温かい気持ちを得ると、それが安定になり、心が癒されます。

不思議ですが、このハートチャクラが活性化されると「愛情」「思いやり」「共感力」などの感情が溢れて、ネガティブな思考も消えていきます。

バランスのよい自分と会える、緑色のチャクラです。

人はグリーンを見ると癒されるような気持ちになりますが、そのグリーンを感じるだけでもハートチャクラが癒されて、心が修復していきます。

あなたも普段から、お部屋に観葉植物を置く、緑色の小物や服を着る、ということも心のチャクラが喜ぶ、あなたを元気にするアイテムになるでしょう。