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何も手につかないあなたへ「私、うつ?」

1、「うつ」って災害のように、どんな人にも突然やってくる

「もしかして、私ってうつかも?」そんなふうに感じたことはありませんか?

ただ、うつ真最中の中にいるあなたは、そんなことすら考えたりできないのが現状でしょう。

うつを少し理解している私は、うつ経験者です。

私もそのときは、自分のうつ症状すら分からない状態でした。

それこそ生きてるか、死んでるのかの境目もないくらい、とにかく「何もする気が起きない」「生活リズムがなく、昼も夜もない」「考えることもできない」「外にもでる気もおきない」。。。。といった症状に陥ってしまうのです。

 

まだ30代のころの私は、周りのみんなにも「のう天気だね。絶対、うつにならなそう」と言われ、私もそう思ってました。

しかし、そんな「うつ」は、前触れもなく、やってきました。

 

当時の私は、鍼灸師を目指す学生でした。社会人でしたので、夜間の学校に通っていました。

しかし、すごくショックなことがあり、仕事もできなくなり、学校にも行けなくなっていました。

学校でも、もうすぐ国家試験、卒業という大事なときでしたが、そんなこともどうでもよく、私なんて。。と自分を責めてばかりいました。

それでも学校では、連絡をくれる先生が何人かいて、「まだ勉強すれば間に合うよ」と励ます先生もいれば、「これ以上休みが続くと単位が取れないから卒業できないよ」と現状を言ってくださる先生もいました。

うつになる前に、仕事が忙しくて、1年休学して、私が復帰した新しいクラスメイトには、親友と呼べる人は誰もいませんでした。

それでも、うつの調子が良いときもあり、今日はなんか学校に行けそうだ!となると、頑張っていきました。

そんなときに限って、仕組まれたように、受けた授業の内容が「精神疾患の特徴を知る」でした。

 

統合失調症、パニック障害、うつなどの患者様との接し方などを勉強するものでしたが、うつ症状のチェックリストが、なぜか全部自分に当てはまっていて、「えっ、私、うつなの?」と、思いました。

それが、私が初めて自分を「うつ」と実感した瞬間でした。

 

私がどう克服したかは、ミラクルすぎて、話が別な方へ行ってしまうので、ここでそのお話は控えますが、ただ、私が鍼灸師になるためには、学校の卒業と国家試験の合格が必要でしたので、その後は、バタバタと怒涛のような勉強をして、気が付いたら「うつ」が嵐の後のように消えていました。

 

2、「うつ」症状に寄り添える鍼灸師、誕生!

「人生にはムダがない」とは、昔の賢人たちの言葉は、なんと説得力があるのでしょうか。

そんなこんなで、最後の1カ月で駆け込み猛勉強した私は、なんとか無事に卒業、国家試験合格を手にしたのでした。

 

そして、鍼灸院でのアルバイトだけでは生活ができず、朝からカフェでのアルバイトもして、2つの仕事をこなす毎日でした。

アルバイトも慣れてきた頃は、自分の夢に心を膨らませながら、空き時間でアーユルヴェーダの勉強も始めていきました。

もともと、自分の「不妊症」がきっかけで、鍼灸院を目指していましてが、さまざまなことに直面して、不妊症だけでなく「女性疾患」を主にやっていこうと思いました。

鍼灸とアーユルヴェーダは、どちらの良さがあり、相乗効果を感じていました。

 

私が働いてた鍼灸院は、不妊治療専門にしていたので、そこでアーユルヴェーダをさせてもらえたらなぁ、と甘い考えもありましたが、人生はそんな甘くはありません。

結局、独立してやる他ありませんでした。

私の人生での辛い修行時代が、ここから始まりました。

最初は、前の鍼灸院と同じようにしたら上手く仕事が回っていくのかな?なんて、簡単に考えていたのでしたが、そんな始めたばかりの鍼灸院なんて、なんの知名度もありません。

鍼って、信頼関係が一番大切なんだ!と、そのとき初めて納得しました。

 

ただ、運が良かったのか、たまたま女性疾患ではないけれど「坐骨神経痛」は、鍼で治りますか?と知人の紹介で鍼灸を受けていただく機会があり、「腰痛」「膝関節症」「五十肩」といった、鍼ならではの治療をさせていだだくご縁ができました。

最初は、学校での授業で習ったツボに鍼をすることで精一杯でした。

それでも、良くなったと報告を受けることでの、とりあえずの安心。でも、なぜもっとスキルを積んでから独立しなかったのか、と嘆いてももう手遅れです。

 

そんなあるとき、「ヨーコさんの鍼を受けてみたい」と言われて、問診したときに、「もう何年もうつから抜け出せない」とのことでした。

「精神科にも通い、薬も飲んでます。」それを聞いたとき、自分の「うつ」だったときのことが鮮明によみがえってきたのでした。

それは、断片的ですが、「こんな気分で過ごしてたな」と思い出せました。

私が「今日は頑張って来れたね、すごいよ」と褒めると、「ヨーコさん分かってくれるんだ~」というので、「私もそんなときあったし、全然普通にあるよ」と話しながら、少し気持ちに寄り添えたのかな、と嬉しい気持ちになりました。

「人生にムダはない」を確信した瞬間でした。

 

3、心の迷子の症状には、鍼灸・アーユルヴェーダ

私が「うつ」体験者だったからなのか、女性は繊細だからなのか、分からないのですが、「うつ」や「パニック症状」「不安症」などの方々に、私の治療を受けてもらいました。

そのたびに、今の自分を向き合いながら、そんな嫌いな自分でも認めてあげる。

周りの人の自分への攻撃、それも黙認してあける。

そんな自分を許せない、良い悪いといったジャッジをしてしまう、正義感のある真面目な人だから、起こりうることだと思います。

 

私もうつのときに、自分をすごく攻撃して、自分が居なくなればいいと思っていました。

私と同じような感情がある人は、そんな自分を手放せたらいいですね。

「自分を責める、そんな自分がまた嫌いになる」ことから、「自分を責める自分でも、そんな自分でもいいところある」「そんな融通が利かない真面目な自分も愛おしい」と、変化出来たら、少し楽ですね。

 

もう一人の自分が「もっと気楽に生きよう!」と、言えたら、あなたはきっと、もうすぐ暗い長いトンネルから抜け出せる、あと一歩です。

私も今だに、自分の欠点を指摘されたり、噂話されて陰で笑われたりしますが、それで、直後はショックで落ち込みます。

でも、誰でも欠点の一つや二つどころじゃないですよね。神様じゃないし。

だから、心の中で、「それ出来なくてもいいじゃん」「そんな私でいいよ」って。

 

他人に否定された自分を丸ごと肯定してあげると、心の中のもう一人の自分が大親友のようにOKを出してくれるのです。

だから、大丈夫。

 

とくに、こんな春の肌寒い雨の日、気持ちが落ち込んだら、もう一人の自分を大親友にして、心が軽くなることを言ってあげてくださいね。

それでも自分を責めちゃう真面目なあなたは、この「月とロハス治療院」のヨーコがいます。

一人じゃないですからね。