冷え性対策にはアーユルヴェーダが優しい
女性の大多数の方が、冷え性に悩まされていることでしょう。
私自身も子供のころから、虚弱体質であり、かなりの冷え性でした。
「冷え性」は、決して病気ではありませんが、あなどってはいけない症状です。
インドの伝承医学であるアーユルヴェーダは、日本では病気でない冷え性が、「病気」と「健康」の間にある「未病」というカテゴリーがあります。
東洋医学でいう「未病」とは、未だ病気ではないけれど、放っておくと、いずれ病気になってしまいますよ、というものです。
冷え性から進行してしまう病気は、とても沢山あります。
例えば、女性の生理痛、便秘、肩こりといった症状と併発することで、子宮筋腫や卵巣嚢腫、子宮がんといった内臓疾患が起きやすくなります。
そうならないように、日常で、あなたができる対策があります。
ほとんどの女性は、自分の年齢より若く見られたいと思っているはずですが、年齢が行けば行くほど、自分んのことは後回し、子供や家庭のことで頑張るあまり、気が付いたら更年期がしんどくなっていた、ということをよく聞きます。
私の治療院では、そんな女性たちが大半です。
私は、「自分があってこそのお子さんやご家族ですよ」と、話します。
自分を大事にできるということは、あなたの人生を「あなたらしく生きてる」という証のようなものです。
ちゃんと「自分軸」で生きることが、実はとても大事になってきます。
人間は誰でも体に弱いところが1つか2つはあります。
その弱さを知って、自分の体を大事にすることで、他人からも愛される人になります。
まずは、自分の弱さを知って、自分を大事にしませんか。
「自分の体と向きあう」ことで、自分が大切にされ、周りの人にも愛されるのです。
その「愛される法則」というのは、実は、自分が作り出しているものなのです。
病気はどこかお知らせのようなもので、今のあなたに必要なメッセージを拒否をしている可能性があります。
それに気が付くと病気が消えたり、治ったりします。
まずは「冷え性が、なぜ起きたのか」ということを、自分の体に聞いてみて欲しいのです。
そんなこと聞いたって「教えてもらえないよ」という方もいるとは思いますが、本来の私たちは、そういった能力も誰もが備わっていたらしいです。
女性には特にその能力があるらしいのです。
例えば、自分の付き合ってる人が、将来自分と結婚する相手かどうか?と思ったときに、心で感じ取ったりしませんか。
「なんとなく、こう感じた」ということから始めることで、大丈夫です。
それが「第六感」だったり、あなたの今後の武器にもなります。
人間は考えることも大事ですが、ハートが動くことを素直にやると、とても幸せなことがたくさん起こります。
迷ったときこそ、自分の心を大事に、行動してみてくださいね。
本題に戻すと、「冷え性」を自分で改善する方法が、いくつかあります。
アーユルヴェーダでは、本来持っているあなたの自然治癒力を大事にします。
本来のあなたが欲するものですが、日常が夜更かしやネットサーフィンばかりしたり、栄養のないファーストフードやスイーツばかりの不摂生では、本来必要なものを感じ取ることもできなくなります。
あなたの体質や季節、時刻によっても違いますが、一般的に日本は四季がはっきりしていて、今の冬の季節に、とくに冷え性が悪化しやすいです。
アーユルヴェーダでは、冷え性を少しでも軽減するためのセルフケアがあります。
① セサミオイルでマッサージする
東京の冬は乾燥し易いので、お風呂上りなどに、セサミオイルで体をマッサージすることで、お肌もきれいになり、熱性のあるセサミオイルが良いとされています。
②温かい食事、食材をとる
夏でも氷の冷たいものは避け、温かいお茶やスープを取りましょう。
体を温める最強の野菜は、にんにくとショウガです。
眠れない人にもよい、カモミールティーや、血管をきれいにするルイボスティーもおすすめです。
便秘の人なら、朝から温かい白湯も良いでしょう。
③体を整える軽い運動やサウナ
日頃から、女性より男性のほうが運動もしますし、冷え性もありません。
運動のしすぎは体に害となりますが、少しを毎日することが良いでしょう。
とくに下半身の冷え性さんは、顔がほてりやすいので、下半身をスクワットで鍛えると筋肉も付き、上半身ののぼせがなくなります。
私の一番のオススメは、サウナや銭湯です。
熱いサウナに入ったあとは、冷たい水風呂で体を冷やし、それを2、3回繰り返すだけで、体がポカポカするだけでなく、普段の体温も高くなるので、低体温の人におすすめですが、疲れて体力がないときは、危険なので無理をしないように、気を付けてください。
あまり、我慢をして長時間入ることはしないでくださいね。
あなたの体が喜ぶことを実践してみましょう。