自分を愛するケア
あなたは今の自分を愛せていますか?
「はい、愛せています。」
「いえ、苦手です。」
どちらのほうが幸せそうですか?
そうです、自分を愛することから始めると、あなたの波動が上がり、良いことが起こりやすいのです。
あなたの心が幸せになると、周りの人にも「いつも幸せそうだね」と言われることも増えます。
それはたくさんお金があるとか、ブランドバックを持っているとか、高い服を着ているといった自分でなくとも、誰でも自分のケアをしていくことで「心も体も喜び、幸せを作ることができる」というお話です。
自分の心の中を「幸せ」で埋めると、あなたの周りの人にも幸せをふりまいて、幸せにさせるということです。
そんな心の作り方として、インド「アーユルヴェーダ」の教えがあります。
人は生きているだけで「修行」です。
そう、本当は生きることが「辛い」「悲しい」「やめたい」といった思いになることもあります。
もちろん「楽しい」「嬉しい」といった幸せな気持ちになることもあり、いつもそんなふうに生きれるなら最高なのに、と思うはずです。
古代インドの医学であるアーユルヴェーダは、「楽しく生きるた知恵」を教えてくれています。
それには、まず「健康である」ということが根底にあります。
それは、病気ではないというだけでなく、心も体も幸せで満たされているという意味が含まれてると、私は解釈します。
私たち、日本人の「健康」という定義は、一般的に「病気になってない」という意味合で使っていると思いますが、南インドの医師は、「体だけでなく、心も健康でなければ健康とは言えない」と、私に教えてくれました。
なんとなく聞くと「当たり前」のように聞こえますが、日本人でそういった意味での本当の「健康」な人が、どれだけ存在しているんでしょうか。
私は、この話を聞いたときに、なぜか「健康」が、とても深いことを意味していることに気が付きました。
もちろん、インドの医師は、WHO(世界保健機構)が健康の定義をそのように唱えているはるか昔からそう言ってきたんだと、と教えてくれました。
そのインド・アーユルヴェーダの「教え」をもとに考えると、体だけのケアが、いかに物質的なのかということがわかります。
しかし、心だけ満たされれば人はずっと幸せを維持できるのか?というと、それも難しいようです。
大事なのは、「心と体の繋がり(バランス)」なのかな、と思います。
また、東洋医学の教え「心身一如」でも、同じことを教えてくれています。
私がおこなう「鍼灸」と「アーユルヴェーダ」の施術は、思想からとても似ています。
心と体はセットです。
体が疲れたなと感じるときは、五感で感じる癒しに触れると早く回復すると思います。
そのひとつにマッサージがあります。アロマの香りや自然の緑に触れることで、元気が取り戻せます。
あなたが日常で身体やお顔のケアをするときに、どんな方法でおこなっていますか?
よくあるものとしては、エステ・美容整形・高級な基礎化粧品・美容サプリメントなど、さまざまなケアがあります。
そのときに「ただ体だけキレイになれば良い」と思うのではなく、「心と体をキレイにしてくれるものは何かな?」と考えてみるようにしてください。
そんなふうに自分にとって一番、心と体を健康にしてくれるものとして、自分のケアをすることが、じつは「自分を愛するケア」に繋がるのです。
それは、方法はひとつではないし、そのときどきによってケアが違うこともあります。
私の場合は、自分自身に対しても、アーユルヴェーダと鍼灸の方法を取り入れたセルフケアを行います。
自分の体調に合ったツボに鍼やお灸をしたり、場合によってはオイルマッサージもします。
当院の患者様にも、鍼灸・アーユルヴェーダ・タロットのいずれかを、そのときによって必要なケア方法を変えてもらっています。
タロットが含まれているのがちょっと意外な感じがするでしょうが、心の迷いや不安、ネガティブな思考を解除するためのケアとして、タロットでアドバイスさせていただいています。
まず、自分に自信が持てなくて、情緒不安定に陥ることもあります。
また、体が疲れすぎて心が壊れたり、イライラもつのり、病気になることもあります。
病気になる前に、「このままだと私やばい」という信号が、自分の体を通して自分に感じることが起きるのです。
そのときに素直に「私を私が癒そう」と思ってください。
例えば、最近お腹が痛いと感じることが増えたのであれば、まずは「自分で自分のお腹をさする」ことをすると、お腹が冷たいとか、便やガスが詰まってるといった、自分情報に出会います。
そして、これは「お腹を温めれば大丈夫かも」とか「食べ物で改善できるかも」「おなかのマッサージが必要かも」と何か感じるはずです。
自分でできそうなことはやってみたらいいし、疲れているから誰かにやって欲しいなら人の手を借りればよいのです。
た、心が疲れたときに「なんで今こうなったんだろうか?」と感情を抜きにして、客観視してみることも良いのではないでしょうか。
「自分を見つめる」ということも、心と向き合うことをするので、自分に嘘をつかないで生きることが何より大事だと思います。
ヨガでおこなう「瞑想」は、そういった日常のケアでおこなうのもよいと思います。
心と体が本当に求めるケアをすると、自分が喜びます。
それが「自分を愛するケア」です。