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アーユルヴェーダで受け取ること

アーユルヴェーダとは

アーユルヴェーダとは、古代インドの言語・サンスクリット語で、「生命(アーユス)」と「知識や学問(ヴェーダ)」の複合語です。

インドの哲学であり、医学です。

日本では、美容サロンでリラクゼーションの目的で行なうことが多いですが、南インドのケララのアーユルヴェーダは、健康な心と体をつくる施術で、インドの病院内で行う医療です。

日本とインドのアーユルヴェーダでは、目的も違うし、日本のスクールで教わったこととのギャップがあり、どちらがいいとか悪いとかという話ではなく、違いが分かり気が付けて良かったと思いました。

当然、当院の施術は、日本の癒しサロン風でも、インドと同じアーユルヴェーダでもありません。

それは、インドのアーユルヴェーダの教えと、東洋医学の知恵も活かした「経絡アーユルヴェーダ」として、女性疾患をはじめとした治療のためのアーユルヴェーダをしています。

 

 

南インド・ケララのアーユルヴェーダ

インドでは、アーユルヴェーダの病院があり、院内で医師が「脈診」「問診」を行い、その症状にあった「処方箋」に従がい、数日間かけて施術をしてくれます。

内容は一人ひとり違うのですが、1回だけで終わるものではなく、数日間、病院内に滞在しながら、療養していきます。

その間、施術や食事、薬(ハーブの煎じ薬のようなもの)を、毎日決まったように続けます。

1回で効果を出すという即効性のあるものではないのかも知れませんが、その方が副作用も少なく、返って安心して受けることができました。

体験初日は「痛いなぁ」と感じていたのに、3日目くらいから「なんか調子いいな」と思ってきました。

それが体だけでなく、精神状態まで落ち着くことができて、ゆったりした気持ちで受けることができました。

インドから帰るときには、もスッキリして心も軽くなり、魂がピカピカになった気分でした。

そのインド・ケララのアーユルヴェーダの良さがわかるには、やはり、1週間はかかるのかも知れません。

ただ、本気で身体を変えたいと思っている方なら、1週間2週間受けることが大切でしょう。

私も初めて来たときは、1週間じゃ足りないよねと言われましたが、その意味が日本に帰るころに分かりました。

しかも、インド人は人情があり、時間がないなら1日の施術を倍にするよと、ふたりがかりで通常の2倍をかけた治療を毎日おこなってくれました。

とても感謝しています。

私もそんな情熱のある施術をやっていこうと思いました。

 

アーユルヴェーダで受け取るもの

 

アーユルヴェーダは、体調が良くないと感じた方や、女性疾患、精神疾患などの、さまざまな方によい施術といえます。

また、その治療以外でも、「自分が分からない」「自分の進むべき道は正しいのか」「自分の使命は何だろう」という、自分の心を見つめ直すことを受け取ることができます。

漠然とした自分への悩みは、誰にでも1度や2度あるはずです。

そんなときに、自分と向き合うアーユルヴェーダで、体も心もデトックスして、クリアにしてください。

見えてくる何かがあります。

心まで生まれ変わったような「ピュア」な気持ちになることで、心が温かくなったり、すーっと風が吹くような感じがします。

それこそが、ハートチャクラ(第四チャクラ)が活性化されている証拠です。

そのとき受け取った気持ちを大切に過ごすことで、生きるヒントがうまれ、「これか!」というひらめきのようなものを感じる方もいます。

ただの癒しのオイルマッサージだと思って受けていただいてもいいですが、そのときを境にあなたの中の自分が何かを得る場合が4あり、とても不思議です。

私はそんなことを期待して施術しているわけではないのですが、突破口が見えずに悩む方の闇を光に変えることもあります。

 

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たくさんの方を施術するのではなく、ひとりずつにしっかり向き合い、あなたの深いところまで、しっかりとケアするのが、私の使命だと思っています。