秋の食・幸せアーユルヴェーダ
秋といえば「収穫・実りの秋」を誰もが連想するのでは、ないでしょうか。
あなたの生活にアーユルヴェーダを取り入れて、さらに心の豊かさを感じていただけたらと思います。
それは、秋という季節が日本人にとっても「余裕」「ゆとり」といった、最高の時期だからです。
秋の味覚といえば、栗、サツマイモ、米、ぶどう、きのこ、秋は美味しいものが多いですね。
夏の暑さも柔らぎ、味をゆっくりと噛み締めることで、心もさらに幸せ感が増します。
秋の月は特にキレイですが、インドではお月見の時間としては、宵の口(日が沈んでまもなく)が良いとされているようです。
なんとなく「満月」を良く感じるとは思いますが、満月の月はパワーが強すぎてあまり長時間見たりしてはいけないと言われています。
秋の野菜や果物は、大地と太陽の恵みです。
その自然な恵みに感謝したり、農家の方に感謝したり、配送してくれた方、お店に並べて販売してくれる方、調理してる方、それを食べれる自分の心と体にも感謝が生まれます。
そんなことを感じながら食べると、とても幸せな自分が存在します。
普段から食事は「たくさん食べる」より「少し食べる」が、私は好きです。
少しだと大事に味わえるし、ゆっくり噛むことで、健康にも五感にも良い気がします。
食の好みは、人それぞれ違いますが、現代社会では、すぐ調理できるもの、冷凍食品、化学調味料でないと美味しいと感じないジャンクなものがとても流行っているのも現実です。
コンビニでも、おにぎり・お弁当・スイーツなんでもいつでも買えることが、私たちに選択肢を与えられていますから、自分が納得するものを選ぶことが大事です。
私は良い土壌で大事に育てられた新鮮な野菜を選ぶことは、少し割高でも必要だと思っています。
普段から調理しすぎないことや、素材を生かすという食べ方で、野菜からのパワーをより深く感じるのです。
自分の思考が喜ぶ野菜を手にとってみましょう。
実りの秋です。
ゆっくり感じることで、自分の幸せ度を高めましょう。
アーユルヴェーダは、その人の性質や体質、季節をみながら、そのときにあった健康法・食事を取り入れて、自分を整えることをおこなっています。